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2010年7 月10日 (日本の『大学卒』はエリートか?)

昨日の甲子園の横浜戦で4打数3安打の大活躍をした我が阪神タイガースの3番、マット・マートン外野手(現在セ・リーグ打率首位打者)はアメリカ・ジョージア工科大学の出身のエリートです。同大学は「南のMIT(マサチューセッツ工科大学)」と呼ばれるほどの名門大学です。多くの著名人を輩出し、いろんな分野で活躍しています。なぜ、アメリカでは大学卒業者が尊敬されるのか?大学内での教育システムが日本と比べ極めて厳しく、本当に勉強しないと卒業できず、脱落者が続出する(中退者の続出)状態です。これについて、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二さん(日亜化学工業に在籍時、青色発光ダイオードを世界で初めて商品化)は日本の国内の大学及び大学生はほとんど勉強せず、遊んでばかり、それでも大学卒業が容易にできるしくみになっている。旧帝大や一橋大、東工大、神戸大などが一流大学と呼ばれているが、入試時点での偏差値が高いだけで、入学したとたん、勉学意欲をなくし、分数の計算すらできない質の低い学生を生み出している、と指摘しています。中村教授は米国の大学生の意欲的な勉学の姿を見て、日本の教育システムの問題点が日本国内での「異常な進学熱」にあると考えています。大学は全人入学で結構、出口を狭くして学内での競争を熾烈にする事により、優秀な人材を生み出すことができると考えているようです。この点で米国での大卒者は本当のエリートであり、日本のそれとは全く異質であり、はるかに優れた人材でもあります。明治時代の近代化以降の伝統的な古い体質の教育システムを根本から見直す段階に来ているのかも知れません。

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